久しぶりのフェアトレードネタです。

大垣の友だちに誘われて、昨日JICA中部で開催された
フェアトレードカレッジ2009の一回目、
フェアトレード入門 〜フェアトレードって何だろう?〜
に参加してきました。

会場のJICA中部は、オサレな建物。
名古屋駅エリアの笹島にあります。目の前はZEPPナゴヤ。
(学生の時、ここにキルメス名古屋っていう期間限定の
遊園地があって、そこでバイトしてたから懐かしい)

この中に、なごや地球ひろばという、一般市民向けの
国際協力体感ゾーンがあります。

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中もキレイなのに、名駅から遠いのがもったいない。。。
カフェもあり。

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フェアトレードショップもあり。

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このショップ『フェアビーンズ』なごや地球ひろば店のスタッフの方も、
今回のフェアトレードカレッジの運営に携わっていらっしゃるようでした。

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会場は2階のセミナールーム。皆さん関心が高いんですね。

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講師は、ナント不破郡垂井町在住の方!
NPO法人AMネット理事の神田浩史さんです。
予めいただいたレジュメには立派な経歴が並んでいるのに
ご本人はとても自然体な方でした。
また私の住む揖斐エリアの西濃地域エコライフ推進プロジェクト実行委員長もされていて
いろいろな偶然に驚きました。

講演内容はフェアトレードを学ぶ以前に、世界の現状を知ることも
必要ということで、以下のようなテーマを中心にお話して下さいました。

世界の飢餓人口の増加
2008年には8億4千万人と言われていたのが、現在はその数
10億人以上。3秒に一人が死んでいる計算です。
本当に、目がくらむ数字ですがそれが現実。

人口問題
世界で毎年1億人ずつ人口が増えている。
仕事を求める人たちが、都市部に集中してしまう。

水問題
世界で清潔な水にアクセスできない人口が12億人いて、
これは5人に一人の計算(!)
水ストレス指標といわれる、水不足エリアを示す数値が
高いのはアメリカ西部、中国北部、パキスタンなど。
(インドとインダス川流域の領有権を争って核武装までするのには、
この問題も深く関わっているそうです)
水ストレス人口は、2050年までに今の2倍と予想

他にも、低開発国途上国の衛生問題に起因する平均寿命の低さ
(特に新生児、妊産婦の死亡率はものすごく高い)など。

世界一周中に私たちが行ったところは、観光地が多かったので
本当にすさまじい現実を見る機会はありませんでしたが、
それでも、うん、ボリビアとか、ケニアとか、えっ??って
目を疑うような環境で暮らしている人を沢山目にしました。
一方で、ヨーロッパではアイルランドのダブリンを代表格に
フェアトレード商品が市場に出回っていたりしました。
本当にフェアトレードで、この先進国との大きな貧富の歪みが
解決できるのか、そのあたりももっと勉強する必要があるなぁ。

そして、会場にはモデルでタレントの原田さとみさんも。
原田さんといえば!中京テレビ『ラジごめII金曜日の王様』
嘉門達夫氏にいじくりまわされていた、あの原田さんですよっ!
私の深夜番組好きはあの頃ピークでした。年がバレるわ〜

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(中央のお二人が神田さんと原田さん。左は友人ウッシー)

原田さんは現在、大ナゴヤ大学副学長やをはじめ
エシカル(倫理的)ファッションのセレクトショップ
「ペネロープ・エシカル・ペティヨン」主宰、JICA中部サポーター、 
コップなごや“水”寄金主宰などなど…
と、もんのすごくパワフルに活動されてます。
そのエネルギーはどこから??とってもステキな方でした。

エシカルファッションというと、反毛皮でしょうか?
I hope so!

フェアトレードカレッジ2009は全5回で、
次回は12月5日に、そのエシカルファッションショーが
開催されます。私も行きたいなぁ〜。
詳細を知りたい方は、JICAのHPまでどうぞ↓

JICA中部地球ひろばHP

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