昔からイルカ漁が行われている和歌山県の太地町に対し、
オーストラリアの姉妹提携都市が、提携を解消したんだそうです。

和歌山でイルカ漁が行われているというのは
私はフィンランドで観たEarthlingという映画で初めて知りました。
海がイルカの血で真っ赤に染まって、
港に打ち上げられたイルカの側を、小学生の列が歩いていく光景。
癒し系CDで聴く、キキキーというかわいい声が、苦しみ喘ぐ悲鳴に
変わって涙が出ます。

オーストラリアだってカンガルー食べてる。
韓国・中国は犬も猫も食べる。
フランスはウサギも食べる。(基本獣食いデス)
ペルーではモルモット。
グリーンランドではアザラシ肉が蛋白源。
スペインの闘牛は許されるの?
動物保護にうるさいイギリスだって、ハンティング大好きじゃん。

だからこれらの国が日本の食文化に文句言える筋合いあんのか?
と言われても仕方がないでしょう。
ただ、これは人間が折り合いつけようとしているだけであって
当の動物たちはたまったもんじゃありません。

私自身のことを言えば、
少なくともクジラもイルカも食べたくもないし
市場に出してもらう必要も全く感じません。

無駄な殺生はするな、と思うのであります。