今日は私の職場の主催で、プロダクトデザイン界の巨匠、エンツォ・マーリの講演会が開かれました。私は毎度のごとく司会進行。
 
この巨匠、ここ2年くらい岐阜に来ているんだけれど実際に会うのは初めて。ひげもじゃで性悪サンタクロースみたい・・・。同行の通訳の人は数日前から彼と一緒で、昨日も夜11時まで飛騨の企業と打ち合わせでした・・・とかなりバテ気味。
 
さて、本番開始。しかーし!挨拶代表に手渡したハンドマイクにスイッチが入った途端、耳をつんざくようなハウリング!ぎぎぎぎーぴー!
 
やっとPAさんが調整して収まったものの、静かな会場が余計しらーっ・・・
やりにくいなぁー。
 
その後エンツォさんの経歴紹介をして本人登場。座らずに壇上をうろうろしながら話しをするエンツォ。そして1パラグラフが長いこと!通訳さんがカットインしようとしてもまだ喋る!しかも内容が私たち素人では全然分からない。
 
「この講演会、失敗だったかなぁ」
 
と誰かがポツリ・・・いやでもエンツォさんはいつもこんなもんらしいですよ。
 
延々2時間セミナーは続き、最後は通訳さんがエネルギー切れになり

ここで終わります、と強引に終了!
あーこの人かなりキレてる・・・
 
一体このセミナーは聴衆のためになったのか?!いや、それが意外にも後で回収したアンケートには「とても有益」という意見が多く、ますます私たちには理解不能に・・